myfans 完全ガイド

myfansで稼ぐ価格設計|月額プラン・単品販売・チップの組み立てと続けてもらう工夫

公開
執筆
菊池 ゆり

この記事の要約 / 読了時間:約19分(約7,400字)

myfans の売上の入り口は、月額プラン(50〜50,000円)・単品販売(100〜20,000円)・チップとスーパーコメント(100〜5,000円)です。価格は、区分ごとの売上手数料(一般22%、プレミアムは2026年9月30日まで17.6%・10月1日から16.5%、いずれも税込)を引いた手取りから逆算して決めます。ファンが途中で解約しても日割り返金がない仕組みを踏まえ、何をプランに入れ、何を単品にするかの組み立て方をまとめました。この記事では、収入の目安や相場は扱わず、公式ヘルプと規約で確かめられる数字だけで考えます。

本記事は非公式の解説です。運営会社・手数料等は 2026-09-24 に公式規約・特商法表記・公式ヘルプで確認しました(出典は末尾)。個別の判断は税理士・行政書士等の専門家にご相談ください。

myfans(マイファンズ)で「プランをいくらにすればいいのか」は、始めたばかりのクリエイターが最初に迷うところではないでしょうか。この記事では、公式ヘルプと利用規約で確認できる価格の範囲・手数料・解約の仕組みだけを材料に、月額プラン・単品販売・チップの組み立て方と、ファンに長く続けてもらうための工夫を整理します。「月にいくら稼げる」といった収入の目安は、この記事では扱いません。myfans の全体像は myfans 完全ガイド にまとめています。なお、myfans は18歳未満の人は利用できず、18歳でも高校生は利用できません(出典 12)。また、利用規約はファンクラブを運営する「主催者」を、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)上の届出を行い会員登録を済ませた者と定義しています(出典 10)。どのような投稿を扱う場合に届出が必要になるかは myfans と風営法の届出 で解説しています。全年齢の投稿だけの場合に届出が要るかどうかは公式には明記がないため、行政書士等の専門家に確認してください。

myfansで売上になる4つの入り口

myfans でクリエイターの売上になる支払いは、プラン・単品販売・チップ・スーパーコメントの4つに分けられます。公式ヘルプには、それぞれ設定・送信できる金額の範囲が決められています(出典 1)。

売り方金額の範囲ファンが使える支払い方法
プラン(月額)50〜50,000円クレジットカード・BitCash・ペイディ・atone翌月払い・後払い
単品販売100〜20,000円クレジットカード・BitCash・ペイディ・atone翌月払い・後払い
チップ100〜5,000円クレジットカード・ペイディのみ
スーパーコメント100〜5,000円クレジットカード・ペイディのみ

支払い方法の列は、公式ヘルプ「支払い方法」の表を整理したものです(出典 3)。

① 月額プランは毎月続く支払い

月額プランは、加入したファンが毎月支払うサブスク型収益の柱です。金額は50円から50,000円の範囲で自由に設定でき(出典 1)、月額プランの場合は原則として自動更新なので、ファンが手動で解約しない限り翌月も続きます(出典 4)。毎月の売上を見込みやすい一方、ファンにとっては「毎月払い続ける理由」が必要になる売り方です。

② 単品販売は投稿ごとの価格

単品販売は、投稿ごとに価格を付けて販売する方法で、価格は100円から20,000円の範囲です(出典 1)。1回の支払いで完結するため、毎月の支払いを続けるプランより、ファンにとって手に取りやすい形だと編集部は考えています。

③ チップとスーパーコメントは応援の支払い

チップとスーパーコメントは、ファンから送ってもらう支払いで、1回あたり100円から5,000円の範囲です(出典 1)。ライブ配信の投げ銭のように、応援の気持ちを金額で届けてもらう仕組みと考えると分かりやすいでしょう。

手取りから逆算して価格を決める

価格を決めるときは、「ファンが払う額」ではなく「自分の手元に残る額」から考えると、あとで計算が合わなくなるのを防げます。myfans では売上から手数料が差し引かれ、その率はクリエイターの区分によって変わります(出典 2)。

① 売上手数料は区分で変わる

公式ヘルプの売上手数料(いずれも税込)は、一般クリエイターが22%、準プレミアムクリエイターが20%です。プレミアムクリエイターは2026年9月30日までは17.6%、2026年10月1日からは16.5%です(出典 2・出典 7)。利用規約第17条の本文は、2026年9月24日時点で17.6%のままです(出典 10)。準プレミアムは新規契約の受付を終了しているため(出典 11)、これから始める人の多くは、一般かプレミアムのどちらかになります(競合プラットフォームの運営者に適用される別の区分は、この記事では扱いません)。

公式ヘルプの計算例では、1,000円のチップに対して、プレミアム(17.6%)は手数料176円・売上824円、一般(22%)は手数料220円・売上780円です。1円未満は四捨五入されます。ファンが払う購入手数料はファン側の負担で、クリエイターの売上からは引かれません(出典 2)。

② 目標の手取りから売上を出す

手取りの目標額が決まっていれば、「目標額 ÷(1 − 手数料率)」で必要な売上が出せます。下の表はこの式で出した計算値です。たとえば手取り1万円なら、一般は 10,000 ÷ 0.78 で約12,821円になります(1円未満は四捨五入。実際の手数料は取引ごとに1円未満を四捨五入するため、数円ずれることがあります)。

月の手取り目標一般(22%)の必要売上プレミアム(16.5%・2026年10月1日から)の必要売上
10,000円約12,821円約11,976円
30,000円約38,462円約35,928円
50,000円約64,103円約59,880円

③ 1人あたりの手取りで人数を見る

次に、プランの価格ごとに「何人の加入が必要か」を出しておくと、その価格が現実的かどうかを確かめられます。1,000円のプランなら、1人あたりの手取りは一般で780円、プレミアム(2026年10月1日から)で835円です。手取り1万円に届くのは、一般で13人(780円×13人=10,140円)、プレミアムで12人(835円×12人=10,020円)。3,000円のプランなら1人あたり一般2,340円・プレミアム2,505円で、一般は5人(11,700円)、プレミアムは4人(10,020円)が目安になります(いずれも計算値)。

価格を上げれば必要な人数は減りますが、そのぶん「この金額を毎月払う価値がある」と感じてもらえる中身が求められます。どちらが合うかは、発信の内容と届けられる頻度によって変わります。

なお、ファンは表示価格に加えて購入手数料を支払います。購入手数料は利用規約で定義されていますが、その率は利用規約・公式ヘルプに記載が見当たりませんでした(2026-09-24 確認・出典 10)。また、決済は円表記の相当額を外貨で行う仕組みです。日本円での請求額は変わりませんが、カード会社の海外決済事務手数料が別にかかる場合があります(出典 3・出典 10)。ファンの支払いが表示価格ちょうどではない点も、価格を考えるときに頭に入れておきましょう。

④ 振込手数料と最低申請額

売上を口座に移すときは、支払申請1回ごとに振込手数料330円(税込)がかかり、申請できるのは残高1万円からです(出典 2・出典 10)。毎月1回、手取り1万円を引き出す計画なら、一般は(10,000 + 330)÷ 0.78 で約13,244円、プレミアムは(10,000 + 330)÷ 0.835 で約12,371円の売上が目安になります(計算値)。

手数料の詳しい計算は myfans の手数料と手取り、申請の流れや振込日は myfans の売上の引き出し方 で解説しています。また、ここでいう手取りは税金を払う前の金額です。撮影や制作にかかった経費の扱いも含めて、申告が必要かどうかは myfans の確定申告 で確認してください。

月額プランは説明と更新日で組み立てる

プランは続けてもらうほど売上が安定する一方、ファンは毎月「続けるかどうか」を判断しています。まずは、ファンの側から見たプランの仕組みを押さえておきましょう。

① 解約と返金の仕組みを知る

公式ヘルプによると、月額プランは原則自動更新で、更新を止めたいファンは購入日の1か月後の同日の前日までに、手動で解約する必要があります。途中で解約しても日割り計算や返金はなく、解約するとプランに紐づいた投稿は即日見られなくなります(出典 4)。特商法表記でも、契約後のキャンセル・クーリングオフは認めず、理由を問わず返金しないとされています(出典 5)。

クリエイターの側から見ると、「入ってみたら思っていた内容と違った」と感じたファンに、返金で応える仕組みはないということです。だからこそ、加入する前に中身が正確に伝わっていることが、長く続けてもらうための土台になります。

② プランの説明に書いておくこと

編集部としては、プランの説明文に次の点を書いておくことをおすすめします。

・どんな投稿が、月にどのくらい届くか(約束できる範囲で)
・プランに入ると見られる投稿の範囲
・単品販売になる投稿があるかどうか
・上位のプランがある場合は、下のプランとの違い

更新日は加入した日ごとに決まるため、投稿が月の前半に集中していると、後半に加入した人ほど更新前に「今月はあまり届かなかった」と感じやすくなります。投稿を月の中で分散させておくのも、続けてもらうための工夫のひとつです。

③ 無料プランと段階の分け方

無料プランに加入する場合もファンは支払情報の入力が必要ですが、無料プランだけなら決済は発生しません(出典 6)。無料プランで雰囲気を知ってもらい、有料プランへ案内するという使い方が考えられます。

有料プランを価格帯で分ける場合は、「上のプランで何が増えるのか」がひと目で分かる差をつけるのが基本です。作成できるプランの数や、加入者がいるプランの価格を途中で変えたときの扱いは、今回確認した公式ヘルプの記事(末尾の出典)には記載がありませんでした。設定の前に、管理画面の表示で確かめてください。

単品販売とチップはプランの外側で使う

プランだけで売上を作ろうとすると、中身を増やし続ける負担が大きくなりがちです。単品販売とチップは、プランとは別の入り口として組み合わせる考え方ができます(編集部の見解)。

① 単品販売に向いている投稿

単品販売は100円から20,000円まで価格を付けられます(出典 1)。編集部としては、次のような投稿は単品のほうが価格の説明がしやすいと考えています。

・手間をかけた特別な投稿で、月額に含めると割に合わないもの
・プランに入る前に「お試し」として手に取ってもらいたいもの
・季節の企画など、一度きりで完結するもの

一方で、プランの加入者に「単品でも買わないと見られない」投稿が多すぎると、月額を払っている意味が薄れて見えることがあります。プランの中身と単品の役割を分けて、説明文に書いておくと混乱を防げます。1つの投稿をプランと単品販売の両方で扱えるかといった細かな仕様は、管理画面で確認してください。

② チップは支払い手段に注意

チップとスーパーコメントを送れるのは、クレジットカード(デビット・プリペイドを含む)とペイディだけです。BitCash・atone翌月払い・後払いは、プランと単品販売には使えますが、チップとスーパーコメントには使えません(出典 3)。カードを使わないファンは、応援したくても送れない場合があります。チップを主な収入源として見込むより、「うれしい上乗せ」と位置づけておくほうが、計算が狂いにくいでしょう。

③ ガチャの一部機能は2026年10月から限定

myfans にはガチャの機能もありますが、2026年10月1日以降に新しく作るガチャでは、シークレット表示とラストワン賞を使えるのがプレミアムクリエイターだけになります(出典 7)。ほかの機能の仕様はここでは扱いません。

プレミアムにするかを数字で比べる

手数料を下げる方法として、プレミアムクリエイターという制度があります。ただし条件があるため、手数料の差だけで決めないほうが安心です。

① 条件は「myfansのみ」で活動

プレミアムクリエイターは、フォームから申請した「myfansのみ」で活動するクリエイター向けの制度です。併用できるプラットフォームのリストも用意されています。契約は申し込みから1年間有効で、解約の申し出がなければ自動更新です。解約は、契約更新の1か月前までに連絡する必要があります(出典 7)。

② 手数料のほかに変わること

売上手数料は2026年9月30日までは17.6%、2026年10月1日からは16.5%です(いずれも税込・出典 7)。このほか、投稿できる動画容量の上限が30GBから100GBへ、画像枚数の上限が30枚から100枚へ広がり、振込のサイクルも一般より短く設定されています(出典 7)。

③ 他のサービスと併用するなら条件を確認

一般(22%)とプレミアム(2026年10月1日から16.5%)の手数料の差は5.5ポイントです。月の売上が1万円なら手取りの差は550円、10万円なら5,500円になります(計算値)。

プレミアムは「myfansのみ」で活動する人向けの制度ですが、併用できるプラットフォームもあり、公式ヘルプは登録申請フォームの最下部にある利用可能リストを確認するよう案内しています(出典 7)。すでに別のサービスで活動している人は、そのサービスがリストに載っているかを先に確かめてください。どのような利用が独占の対象になるかは、利用規約第1条(16)の定義にも目を通しておくと安心です(出典 10)。

契約は1年単位で自動更新され、解約するには更新の1か月前までの連絡が必要です(出典 7)。気軽に行き来できる仕組みではないため、どこで続けるかまだ決めていない人は、一般のまま始めて、myfans に絞ると決めた時点でプレミアムを検討する、という順番も考えられます。サービスごとの違いは ファンクラブサイト4社の比較 も参考にしてください。

ファンを増やす導線をつくる

価格を整えても、プランの存在を知ってもらえなければ売上にはつながりません。外から myfans のページへ来てもらう導線も、価格設計と一緒に考えておきましょう。

① myfansのアフィリエイト制度

myfans には公式のアフィリエイト制度があり、アフィリエイターの登録は審査制です。登録には「アフィリエイター取引基本規約」への同意が必要で、この規約には「#PR」表記の義務などが含まれています(出典 8)。

既定の報酬率は、投稿リンクからその投稿が単品で売れた場合は10%、その投稿を含むプランが売れた場合は15%などです。チップ・スーパーコメントと「見放題ch」(公式ヘルプの表記)は、報酬の対象外とされています(出典 9)。

② 報酬は手数料を引いた額が土台

アフィリエイト報酬の額は「(販売価格 − クリエイター手数料)× 報酬率」で計算され、小数点以下は切り捨てです。報酬率はクリエイターが独自に設定している場合もあると書かれています(出典 9)。紹介経由の売上が自分の取り分にどう反映されるかは、管理画面の表示や公式ヘルプで確かめたうえで、価格の計算に入れてください。なお、この記事では紹介リンクは掲載していません。

③ SNSの導線と続けてもらう関係

外からの入り口としては、SNSでの発信も考えられます。X での発信の組み立て方は myfans の集客と X 運用 で詳しく扱っています。

新しいファン獲得と同じくらい大切なのが、今いるファンに続けてもらうことです。配信型の副業についての記事ですが、ファン経営とサブスクの考え方やリピーターを増やす工夫は、ファンクラブの運営にも通じる部分があります。距離が近くなりすぎたときの線引きは ファンとの距離感の作り方 も参考にしてください。なお、利用規約では、出会いなどを目的とし、または誘引する情報の掲載・送信が禁止されています(出典 10)。

よくある質問

myfansのプランはいくらに設定できますか?

公式ヘルプでは、プランは50円から50,000円の間で自由に設定できるとされています。単品販売は100円から20,000円、チップとスーパーコメントは100円から5,000円の範囲です。価格は、手数料を引いた手取りから逆算して決めるのがおすすめです。

単品販売とプランはどちらがいいですか?

発信の内容によって変わるため、一概には言えません。月額プランは自動更新で毎月の売上を見込める一方、途中解約でも日割り返金がない仕組みなので、中身を丁寧に説明する必要があります。一度きりの企画は単品、継続して届ける投稿はプラン、と役割を分けるのが編集部の考えです。

チップはどの支払い方法で送れますか?

公式ヘルプの表では、チップとスーパーコメントに使えるのはクレジットカード(デビット・プリペイドを含む)とペイディのみです。BitCash・atone翌月払い・後払いは、プランと単品販売には使えますが、チップとスーパーコメントには使えません。

ファンが途中で解約したら返金しますか?

返金はありません。公式ヘルプでは、途中で解約しても日割り計算や返金は受け付けていないとされ、特商法表記でも理由を問わず返金しないと明記されています。解約すると、プランに紐づいた投稿は即日見られなくなります。

プレミアムクリエイターになる条件は?

フォームから申請し、「myfansのみ」で活動することが条件の制度です(併用できるプラットフォームのリストあり)。契約は1年間有効で自動更新、解約は更新の1か月前までの連絡が必要です。売上手数料は2026年9月30日までは17.6%、10月1日からは16.5%(いずれも税込)です。

出典・確認日

本文の(出典 N)は下の番号に対応します。確認日はすべて 2026-09-24 です。

  1. myfans 公式ヘルプ「コンテンツの価格の上限」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4404172666383(確認日 2026-09-24)
  2. myfans 公式ヘルプ「売上金から引かれる手数料について教えてください」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4403848333199(確認日 2026-09-24)
  3. myfans 公式ヘルプ「支払い方法」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4404456358031(確認日 2026-09-24)
  4. myfans 公式ヘルプ「加入中のプランの解約方法」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4413013107471(確認日 2026-09-24)
  5. myfans「特定商取引法に基づく表記」(株式会社Rise) — https://myfans.jp/trade(確認日 2026-09-24)
  6. myfans 公式ヘルプ「利用料はかかりますか」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4404172701711(確認日 2026-09-24)
  7. myfans 公式ヘルプ「プレミアムクリエイター」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/13735563709455(確認日 2026-09-24)
  8. myfans 公式ヘルプ「アフィリエイター向けの登録方法」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/15722941497487(確認日 2026-09-24)
  9. myfans 公式ヘルプ「アフィリエイト報酬一覧表」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/15767560367247(確認日 2026-09-24)
  10. myfans 利用規約(株式会社Rise)第1条・第14条・第15条・第17条・第21条 — https://myfans.jp/terms(確認日 2026-09-24)
  11. myfans 公式ヘルプ「準プレミアムクリエイター」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/14625282944143(確認日 2026-09-24)
  12. myfans 公式ヘルプ「未成年の利用は可能ですか」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4404172878479(確認日 2026-09-24)

「いくらにすればいいですか」という問いには、残念ながら正解の数字がありません。同じ価格でも、発信する人と中身によって受け止められ方がまったく違うからです。そこでこの記事では、収入の目安や「相場」には触れず、公式で確かめられる数字だけで組み立てる方法をまとめました。

私はFP3級を持っていて、お金の話をするときは「入ってくる額」より「手元に残る額」から考えるようにしています。myfans でも同じで、売上手数料、申請ごとの振込手数料、そしてファンが払う購入手数料まで見ていくと、表示価格と手取りのあいだには思った以上に距離があります。価格を決める前に一度、目標の手取りから逆算する計算をしてみてください。数字にしてみると、無理のある目標にも早めに気づけます。

意識してほしいのが、返金のない仕組みだということです。ファンは一度払ったお金を取り戻せません。だからこそ、プランの説明に「何が、どのくらい届くのか」を正直に書いておくことが、結果的に長く続けてもらうことにつながると私は考えています。売上を伸ばす工夫は、ファンとの約束を守る工夫でもあるのかもしれません。

もう一つ、価格は一度決めたら終わりではない、ということも覚えておいてください。発信の内容や届ける頻度が変われば、ちょうどよい価格も変わります。売上の数字だけで判断するのではなく、手取りの計算とファンに約束している中身の両方を、ときどき見直してみてください。自分が無理なく続けられる価格であることも、長く応援してもらうための大事な条件だと思います。

プレミアムクリエイターの手数料や振込サイクルは、2026年10月1日に変わります。この記事も公式の変更に合わせて見直していきますが、設定を変える前には、必ず公式ヘルプの最新の表示を確認してくださいね。

— Belle Work 取材ライター / 菊池 ゆり

この記事を書いた人

菊池 ゆり

取材ライター

記事 73本

女性向けライフスタイル誌・キャリアメディアで取材ライター歴5年。これまでに100名以上の女性副業家・フリーランス・経営者への取材経験を持つ。Belle Work取材ライターとして、在宅副業(Webライティング・SNS運用代行・動画編集・ハンドメイド・物販等)、お金・税務・確定申告、副業女性のライフプラン設計などの実践的記事を担当。FP3級保有。「数字で考える」「データで判断する」スタイルで、副業女性たちが長期的にキャリア・人生を設計するための具体的なノウハウを発信している。

  • 取材ライター歴5年
  • 取材100名以上 / FP3級

専門領域在宅副業(Webライティング・SNS運用代行・動画編集等)/お金・税務・確定申告/ライフプラン設計

菊池 ゆりの他の記事を読む