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myfansの売上の引き出し方|最低1万円・振込サイクル・エクスプレス出金・180日ルール

公開
執筆
橘 美咲

この記事の要約 / 読了時間:約13分(約5,200字)

myfansの売上は、残高1万円から支払申請でき、申請1回ごとに振込手数料330円(税込)がかかります。振込日は契約種別で異なり、一般クリエイターは申請した月の翌々月25日です。プレミアムクリエイターは2026年10月1日以降の申請分から、月3回の締めに変わります。急ぐときは申請額の10%を追加で払うエクスプレス出金もあります。最後の利用から180日以内に申請しないと、売上の請求権を放棄したとみなされる規定にも注意が必要です。

本記事は非公式の解説です。運営会社・手数料等は 2026-09-24 に公式規約・特商法表記・公式ヘルプで確認しました(出典は末尾)。個別の判断は税理士・行政書士等の専門家にご相談ください。

myfans(マイファンズ)で得た売上は、画面上の残高のままでは使えません。自分で支払申請をして、はじめて銀行口座に振り込まれます。この記事では、申請の条件、契約種別ごとの振込日、手数料、エクスプレス出金、そして見落としやすい「180日ルール」までを、利用規約・特商法表記・公式ヘルプの記載だけで整理します。サービス全体の仕組みはmyfans 完全ガイドにまとめています。

売上が口座に届くまでの流れ

売上を受け取る流れは「残高がたまる→支払申請をする→振込日に入金される」の3段階です。どの段階にも条件があるので、順に確認します。

① 残高1万円から支払申請できる

支払申請の最低金額は10,000円です(利用規約第15条1項・出典 1)。公式ヘルプでも、残高が1万円未満のときは申請できないと案内されています(出典 4)。売上は自動では振り込まれないため、残高が1万円以上になったら自分で申請する必要があります。月の売上が1万円に届かないうちは、何か月か残高をためてから申請することになります。ただし、後で説明する「180日ルール」があるため、申請しないまま長く置いておくのは避けましょう。

② 本人確認と口座名義をそろえておく

規約第15条には、本人確認書類の提出に応じない場合は支払申請に応じないと定められています(出典 1)。また、クリエイター登録の内容は振込口座の名義と一致させる必要があり、一度完了した登録は差し戻しできません(出典 9)。登録の時点で、振込に使う口座の名義を確認しておくと安心です。

③ 契約種別ごとの振込日に入金される

申請した売上がいつ振り込まれるかは、一般・準プレミアム・プレミアムの契約種別で変わります。売上から差し引かれる手数料率も契約種別ごとに違うため、手取りの計算はmyfans の手数料と手取りで確認してください。

振込日は契約種別で変わる

公式ヘルプと利用規約に書かれている振込日を、契約種別ごとに一覧にしました(出典 1・2・5・6)。

契約種別申請した日振込日
一般1日〜末日23:59:59翌々月25日
準プレミアム1日〜15日翌月15日
準プレミアム16日〜末日翌月末日
プレミアム(2026年9月30日までの申請分)1日〜15日当月末日
プレミアム(2026年9月30日までの申請分)16日〜末日翌月15日
プレミアム(2026年10月1日以降の申請分)1日〜10日当月20日
プレミアム(2026年10月1日以降の申請分)11日〜20日当月末日
プレミアム(2026年10月1日以降の申請分)21日〜末日翌月10日

① 一般クリエイターは翌々月25日

一般クリエイターは、その月の1日から末日23:59:59までに申請した分が、翌々月の25日に振り込まれます。公式ヘルプの例では、5月に申請した分は7月25日の振込です(出典 2)。同じ月のうちなら、いつ申請しても振込日は変わりません。なお、12月以前の売上と1月以降の売上は振込が分かれるとも案内されています(出典 2)。

② プレミアムは10月申請分から月3回

プレミアムクリエイターは、原則としてmyfansのみで活動するクリエイター向けに、フォームで申し込む制度です。併用できるプラットフォームの一覧も示されています(出典 5)。振込サイクルは、2026年10月1日以降の振込申請分から、1〜10日→当月20日、11〜20日→当月末日、21日〜末日→翌月10日に変わります(出典 2・5)。9月30日までの申請分は、1〜15日→当月末日、16日〜末日→翌月15日です(利用規約第15条・出典 1)。プレミアムクリエイターの案内では、振込予定日が土日祝日にあたる場合は翌営業日の振込とされています(出典 5)。たとえば2026年10月5日に申請した分は10月20日、10月25日に申請した分は11月10日が振込予定日です(計算値)。

注意したいのは、2026年9月24日時点の利用規約第15条の本文が、まだ旧サイクルのままだという点です(出典 1)。新サイクルは公式ヘルプ側で告知されています。10月以降に申請するときは、規約本文が改定されたかどうかもあわせて確認してください。

③ 準プレミアムは翌月15日か末日

準プレミアムクリエイターは、1〜15日の申請分が翌月15日、16日〜末日の申請分が翌月末日の振込です。公式ヘルプでは「2026年1月売上分より」振込サイクルを短縮したと記載されています。ただし、準プレミアムは新規契約の受付を終了しています(出典 6)。

振込手数料と最低申請額のルール

振込のたびに差し引かれる手数料は、金額は小さくても申請の回数だけ積み重なります。仕組みを知っておくと、受取額の目安を立てやすくなります。

① 申請1回ごとに330円かかる

振込手数料は330円(税込)で、利用規約第17条・特商法表記・公式ヘルプの3か所で同じ金額が書かれています(出典 1・3・7)。この手数料は申請のたびに発生するため、同じ月に2回申請すれば2回分かかります(出典 3)。

② 口座情報の不備でも手数料は発生する

公式ヘルプでは、口座情報の不備で振込ができなかった場合にも振込手数料が発生すると案内されています(出典 3)。また、組戻しが発生した場合の組戻し手数料は880円(税込)と定められています(利用規約第16条3項・特商法表記・出典 1・7)。どのような場合に組戻しになるかは、規約本文で確認してください。

③ 申請はキャンセルできる

一度出した振込申請はキャンセルでき、キャンセル手数料はかかりません。ただし、振込日当日など、キャンセルできない場合もあるとされています(出典 2)。

④ まとめて申請したときの受取額

計算値で比べてみます。残高12,000円を1回で申請すると、12,000円−330円=11,670円が振り込まれます。残高20,000円を1回で申請すると19,670円ですが、10,000円ずつ2回に分けると、手数料が330円×2回=660円になり、受取額は19,340円です。差は330円で、申請の回数を減らすほど手数料の負担は小さくなります。

・残高が10,000円以上あるか
・振込口座の名義が登録内容と一致しているか
・同じ月に何度も申請していないか
・急ぎでなければ、エクスプレス出金ではなく通常の振込を選んでいるか

急ぐならエクスプレス出金

通常の振込日まで待てないときのために、エクスプレス出金という仕組みがあります。早く受け取れる代わりに、手数料が大きく上がる点を押さえておきましょう。

① 最短翌営業日・手数料は申請額の10%

エクスプレス出金は、最短で翌営業日に振り込まれる出金方法です。通常の振込手数料330円に加えて、申請額の10%が出金手数料としてかかります。公式ヘルプの例では、1万円を申請すると、出金手数料1,000円と振込手数料330円が引かれ、8,670円が振り込まれます。23:59:59までの申請が対象と案内されています(出典 2)。

② 通常の振込との差額

計算値で比べると、1万円を通常の振込で申請した場合の受取額は9,670円、エクスプレス出金なら8,670円で、差は1,000円です。申請額が2万円なら出金手数料は2,000円となり、受取額は17,670円です。出金手数料は申請額に比例して増えるため、金額が大きいほど差も開きます。急ぎの出費が見えているなら、振込日から逆算して早めに通常の申請を出しておく方が、手元に残る金額は多くなります。

③ エクスプレス出金を使えない人

利用規約第15条3項では、第17条1項3号・4号に当たる主催者はエクスプレス出金を利用できないと定められています(出典 1)。この条項は2026年2月1日に改定・適用されたもので、対象は類似・競合するプラットフォームを運営・管理する側です。競合のプラットフォームで活動しているクリエイターが対象ではないと告知されています(出典 10)。

180日ルールと退会時の残高

売上の受け取りで最も気をつけたいのが、長く使わなかったときの扱いです。申請をしないまま放置すると、売上を受け取る権利そのものを失うおそれがあります。

① 180日以内に申請しないと請求権を失う

利用規約第15条では、主催者が最後に本サービスを利用してから180日以内に支払申請をしなかった場合、その時点までの会費等の請求権を放棄したとみなすと定めています(出典 1)。さらに第23条では、180日間利用がない会員や、第15条の請求権放棄とみなされた会員は、資格取消し等の対象になるとされています(出典 1)。何が「利用」に数えられるかの細かな基準は、この記事では確認できていません。活動を休む予定があるなら、休む前に残高を申請しておくのが確実です。

② 登録抹消や資格取消しのとき

第15条には、主催者が自ら登録を抹消した場合や、第23条で資格を取り消された場合は、会費等の一切を放棄したものとみなすことができるとも書かれています(出典 1)。アカウントを消す操作は、残高を受け取ってから行う必要があります。

③ 退会前に残高を0円にする

公式ヘルプでは、振込可能な残高が残っているクリエイターは退会(アカウント削除)ができないとされ、残高を出金して0円にするよう案内しています。1万円未満の残高は、運営事務局で差引処理をしたうえで退会となります(出典 8)。加入者への連絡を含めたやめ方の順番はmyfans をやめるときの手順で解説しています。

確定申告に備えて振込を記録する

振込を受け取ったら、そのたびに記録を残しておくと、税金の準備が楽になります。

① 申請と振込の記録を残す

公式ヘルプでも、収益によって納税が必要になる場合があるとして、国税庁の条件を示したうえで、詳細は税務署に相談するよう案内しています(出典 11)。申請日・申請額・差し引かれた手数料・振込日・振込額を一覧にしておけば、売上の集計と照らし合わせやすくなります。確定申告が必要かどうかの判断や手順は、myfans の確定申告で詳しく解説しています。

② 年をまたぐ売上は分けて管理する

一般クリエイターは、12月以前の売上と1月以降の売上で振込が分かれます(出典 2)。年ごとに区切って記録しておくと、申告の年分を確認するときに迷いにくくなります。

よくある質問

myfansの売上はいつ振り込まれますか?

契約種別で異なります。一般クリエイターは申請した月の翌々月25日です。準プレミアムは1〜15日の申請分が翌月15日、16日〜末日が翌月末日です。プレミアムは2026年10月1日以降の申請分から、1〜10日→当月20日、11〜20日→当月末日、21日〜末日→翌月10日になります。

1万円未満でも引き出せますか?

支払申請の最低金額は10,000円のため、残高が1万円未満のときは申請できません。退会する場合は、1万円未満の残高は運営事務局で差引処理をしたうえで退会になると公式ヘルプに案内されています(2026年9月24日確認)。

エクスプレス出金の手数料はいくらですか?

申請額の10%の出金手数料に、振込手数料330円(税込)が加わります。公式ヘルプの例では、1万円を申請すると8,670円が振り込まれます。振込は最短で翌営業日です(2026年9月24日確認)。

振込申請を取り消せますか?

振込申請はキャンセルでき、キャンセル手数料はかかりません。ただし、振込日当日など、キャンセルできない場合もあると公式ヘルプに書かれています。申請の前に金額と口座情報をよく確認しておきましょう。

しばらく使わないと売上はどうなりますか?

利用規約では、最後に利用してから180日以内に支払申請をしないと、その時点までの会費等の請求権を放棄したとみなすと定めています。180日間利用がない会員は資格取消し等の対象にもなります。休む前に残高を申請しておくのが確実です。

出典・確認日

本文の(出典 N)は下の番号に対応します。確認日はすべて 2026-09-24 です。

  1. myfans「myfans[マイファンズ]利用規約」 — https://myfans.jp/terms(確認日 2026-09-24)
  2. myfans 公式ヘルプ「振込申請のサイクル(いつ振り込まれるのか?)」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/6167072932879(確認日 2026-09-24)
  3. myfans 公式ヘルプ「売上金から引かれる手数料について教えてください」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4403848333199(確認日 2026-09-24)
  4. myfans 公式ヘルプ「売上の引き出し方法」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4411394626191(確認日 2026-09-24)
  5. myfans 公式ヘルプ「プレミアムクリエイター」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/13735563709455(確認日 2026-09-24)
  6. myfans 公式ヘルプ「準プレミアムクリエイター」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/14625282944143(確認日 2026-09-24)
  7. myfans「特定商取引法に基づく表記」 — https://myfans.jp/trade(確認日 2026-09-24)
  8. myfans 公式ヘルプ「アカウント削除 (退会) 方法」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4404364638735(確認日 2026-09-24)
  9. myfans 公式ヘルプ「クリエイター登録について」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4406276357519(確認日 2026-09-24)
  10. myfans 公式ヘルプ「2026年2月1日規約改定」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/14996571671567(確認日 2026-09-24)
  11. myfans 公式ヘルプ「確定申告について」 — https://support.myfans.jp/hc/ja/articles/4406822430863(確認日 2026-09-24)

売上の画面で数字が増えていくのはうれしいものですが、その数字はまだ「手元のお金」ではありません。申請して、口座に振り込まれて、はじめて生活費にも税金の準備にも使えるお金になります。私は、稼いだお金を受け取るところまでが仕事だと考えています。お金の話で損をするのは、多くの場合「知らなかった」ことが原因です。

今回あらためて規約と公式ヘルプを読み直して感じたのは、受け取り方のルールが思った以上に細かいということです。申請は1万円から、手数料は申請のたびに330円、振込日は契約種別で違い、プレミアムは10月から締め日が変わります。さらに、最後の利用から180日以内に申請しないと請求権を放棄したとみなす条文まであります。どれも規約に書いてあることですが、知らないままだと、手数料を何度も払ったり、入金を待ちきれずにエクスプレス出金で10%を払ったりと、少しずつ手取りが削られていきます。

おすすめしたいのは、申請の「回数」と「時期」を先に決めておくことです。たとえば一般クリエイターなら、同じ月に何度申請しても振込日は翌々月25日で変わりません。月に1回、月末近くにまとめて申請すると決めるだけで、振込手数料は月330円で済みます。入金が翌々月になる前提で生活費の計画を立てておけば、急ぎの出金に頼る場面も減らせます。プレミアムの方は、10月からの締め日(10日・20日・末日)に合わせて、申請する日をカレンダーに入れておくのもひとつの方法です。

もうひとつ大切なのが記録です。いつ、いくら申請し、いつ、いくら振り込まれたか。この一覧があれば、確定申告の準備も、活動を休むときの残高の整理も、落ち着いて進められます。規約や手数料は変わることがあります。この記事も確認した日付を明記していますので、申請の前には最新の規約と公式ヘルプを必ず見てください。

— Belle Work 編集長 / 橘 美咲

この記事を書いた人

橘 美咲

編集長

記事 109本

出版社で女性誌の編集を5年経験した後、ライブチャット・配信プロダクション業界の代理店事業に転身。Belle Work創刊編集長として、チャトレ・パパ活・在宅副業に関わる女性たちに向け、煽らず批判せず冷静に現実と知恵を伝える編集方針を貫く。法律監修・税務監修との連携で、女性たちの権利保護とコンプライアンス対応を重視。執筆・監修した記事は累計1,000本超。風営法・特商法・出会い系規制法・売春防止法の業界実務に詳しい。

  • 執筆・監修1,000本超

専門領域業界コラム・法律・税務記事の編集/チャトレ・パパ活業界の実務/コンプライアンス

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