A/Bテスト

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A/Bテストとは

A/Bテスト(スプリットテスト)は、Webページ・LP・広告クリエイティブ・メール件名などを2つ以上のバージョンで比較検証し、コンバージョン率(CVR)の高い方を採用するための統計的な実験手法です。GoogleやAmazonをはじめとする世界的なWebサービスは、年間数千〜数万回のA/Bテストを実施し、地道な改善を積み重ねることで巨大な事業成果を生み出しています。スモールビジネスでも、月数回のA/Bテストを継続することで、半年で2〜3倍のCVR向上が現実的に可能。仮説と検証のサイクルを回す「データドリブンな運用」が、勘や経験頼みの運用と比べて圧倒的な優位性を生みます。

A/Bテストの実施手順

A/Bテストの標準的な実施手順は、①現状の数字(基準値)を把握、②改善仮説を立案(「ボタンの色を緑から赤にすればCTRが上がる」)、③テストするバージョンA(現状)とB(改善案)を作成、④訪問者をランダムに50%ずつ振り分け、⑤統計的に意味のあるサンプル数(最低100コンバージョン)を集める、⑥結果を統計的有意差で判断(信頼度95%以上)、⑦勝者を採用&全トラフィックに展開、⑧次の改善仮説に進む、というサイクルです。テスト期間は通常1〜4週間が目安で、2つの要素を同時にテストする「多変量テスト」もありますが、初心者は1要素ずつのシンプルなA/Bテストから始めるのが現実的です。

A/Bテストすべき主要要素

A/Bテストでよく検証される主要要素は、①LP・記事のタイトル・見出し、②CTAボタンの色・サイズ・文言・配置、③メインビジュアル(写真・動画)、④メルマガの件名・送信時間、⑤広告クリエイティブ(画像・動画・コピー)、⑥フォームの項目数・配置、⑦価格表示の見せ方、⑧お客様の声の配置、⑨ナビゲーション・メニュー、⑩ページ全体のレイアウト、です。インパクトの大きい要素(タイトル・FV・CTA)から優先的にテストするのが効率的。1要素の改善で2〜3倍のCVRが上がることもあり、小さな変更でも侮れません。

A/Bテストの代表的なツール

A/Bテストで使われる主要ツールは、①Google Optimize(2023年9月でサービス終了)、②VWO:高機能、月100ドル前後、③Optimizely:エンタープライズ向け、④Convert.com:中規模向け、⑤Kameleoon:高機能、⑥Microsoft Clarity(無料):A/Bテスト機能あり、⑦Nelio A/Bテスト(WordPress無料プラグイン)、⑧Google広告のA/Bテスト機能、⑨メール配信ツール(ConvertKit・Mailchimp等)の標準A/Bテスト機能、です。Web広告やメール配信は標準ツール内で簡単にA/Bテストができるので、最初はその範囲から始めるのが取り組みやすいです。

A/Bテストは、副業女性のWeb運用で「勘ではなくデータで決める」習慣をつける最重要ツールです。私が取材した中で、データドリブンに改善を続けている方は、6か月〜1年でコンバージョン率が2〜3倍に伸びるケースが多い。逆に「なんとなく感覚で施策を決める」運用だと、努力しても結果が伸び悩みます。私のおすすめは、①最初は無料ツール(Microsoft Clarity・Nelio A/Bテスト)から始める、②インパクトの大きい要素(タイトル・CTAボタン・FV画像)を優先テスト、③1要素ずつテスト(同時に複数変えると原因がわからない)、④統計的有意差を確認できる100コンバージョン以上を集める、⑤勝者を採用→次の仮説、のサイクル、の5点。とくに「メルマガ件名のA/Bテスト」は配信ツール標準機能で簡単にできて、開封率が30〜50%違うこともある即効性のある施策です。「データを見て決める」が当たり前の習慣になると、運用の質が一気に変わります。

— Belle Work 取材ライター / 菊池 ゆり

✍️ 執筆:菊池 ゆり / Belle Work 取材ライター|女性向けライフスタイル誌・キャリアメディア取材5年

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ABテスト

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