インフルエンサーマーケティング

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インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングは、SNS等で一定のフォロワーや影響力を持つ個人(インフルエンサー)に商品・サービスの紹介を依頼し、その発信力を通じてブランド認知や購買行動を促進するマーケティング手法です。テレビCMが衰退傾向にある中、ターゲットの生活者に直接届けられる新しい広告チャネルとして急成長しており、国内市場規模は2024年時点で約700億円、2027年には1,300億円規模になると予測されています。SNS時代の「信頼できる人からのおすすめ」が、企業広告より購買決定に強い影響を与えるという消費者心理を活用したマーケティング手法です。

インフルエンサーの規模別分類

インフルエンサーは規模により分類され、それぞれ得意な役割が異なります。①ナノインフルエンサー(フォロワー1,000〜1万人):エンゲージメント率が高く、特定コミュニティへの強い影響力、②マイクロインフルエンサー(1万〜10万人):費用対効果が最も良いとされる、商品レビュー・体験談に強い、③ミドルインフルエンサー(10万〜100万人):認知拡大とコンバージョンのバランス、④メガインフルエンサー(100万人超):ブランド認知の起爆剤、費用も高額、⑤セレブリティ(芸能人・著名人):圧倒的なリーチだが費用は数百万〜数千万円。最近のトレンドはマイクロ・ナノを複数起用するキャンペーン形態です。

案件獲得から契約までの流れ

女性インフルエンサー側が案件を獲得する一般的なフローは、①マネジメント事務所への所属またはマッチングプラットフォーム登録(toridori、CastingAsia、UUUM等)、②企業からのオファー受領(DM・メール)、③条件確認(報酬、投稿内容、納期、二次利用範囲)、④契約書締結(業務委託契約、NDAあり)、⑤台本・コンテ作成→企業確認、⑥投稿・配信、⑦レポート提出(リーチ・エンゲージメント・コンバージョン)、⑧報酬入金、です。案件報酬の目安は、フォロワー単価で1〜5円(フォロワー1万人なら1万〜5万円)、ただしジャンル・エンゲージメント率・投稿形式により大きく変動します。

女性インフルエンサーが押さえる契約注意点

インフルエンサー案件で必ず確認すべき契約事項は、①投稿形式(フィード/リール/ストーリーズ)と本数、②PR表示の必須化(ステマ規制対応)、③二次利用範囲(企業がスクショを広告に流用するか)、④独占期間(同業他社案件への参加制限)、⑤投稿内容の修正回数(過剰な修正要請は危険信号)、⑥契約解除条件、⑦薬機法・景表法に違反する表現を強要されないか、⑧報酬の支払期日(フリーランス保護新法では60日以内)、です。違和感を感じる契約条件があれば、フリーランス・トラブル110番や弁護士無料相談を活用してください。

インフルエンサーマーケティングは、女性のSNS発信が「副収入」から「本業並みの稼ぎ」になる入口です。私が取材で会ってきた女性インフルエンサーで、月10万〜100万円の案件収入を継続している方は、フォロワー数だけでなく「自分の世界観」と「フォロワーとの関係性」を大切にしています。フォロワー1万人でエンゲージメント率5%超を維持していれば、企業から月3〜5本の案件依頼が来るのは現実的なライン。私のおすすめは、①最初の半年は案件を受けず、自分の発信軸を確立、②フォロワー5,000人を超えたあたりからマッチングプラットフォーム登録、③案件は月2〜3本までに絞って世界観を維持、④PR表示と薬機法・景表法を絶対に守る、の4点。とくに「断る勇気」が大切で、自分のフォロワーが求めていない商品の案件を受けると、エンゲージメント率と信頼が一気に下がります。長期的に稼げるインフルエンサーは、断り上手な人です。

— Belle Work 取材ライター / 菊池 ゆり

✍️ 執筆:菊池 ゆり / Belle Work 取材ライター|女性向けライフスタイル誌・キャリアメディア取材5年

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インフルエンサーマーケティング

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