キーワードリサーチ

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キーワードリサーチとは

キーワードリサーチとは、ターゲットユーザーが検索エンジンに入力する単語・フレーズを発見し、コンテンツ作成の対象にすべきキーワードを選定するプロセスです。SEOの全体戦略の出発点であり、ここで方向性を間違えると、どれだけ質の高い記事を書いても検索流入が得られません。良いキーワードリサーチの目的は、①月間検索ボリュームがある(人が実際に検索している)、②競合がそれほど強くない(個人サイトでも上位表示できる余地がある)、③ユーザーの悩み・関心が明確(検索意図を満たすコンテンツが書ける)、④収益化につながる(ユーザーの行動意図が明確)、の4点を満たすキーワードを発見することです。

主要なキーワードリサーチツール

代表的なツールは、①Googleキーワードプランナー(無料、Google広告アカウントが必要、月間検索ボリュームを確認)、②ラッコキーワード(無料、サジェストキーワード・関連キーワードを一括取得)、③Ubersuggest(一部無料、競合分析・検索意図分析)、④Ahrefs(有料、競合のSEO状況を網羅的に分析)、⑤SEMrush(有料、海外案件にも強い)、⑥Googleトレンド(無料、トレンドの推移確認)、⑦Yahooの虫眼鏡サジェスト(無料、Googleと違うサジェストが見られる)、です。初心者は①〜③の無料ツールで十分始められます。

キーワード選定の3層構造

効果的なキーワード戦略は、①ビッグキーワード(月間1万〜10万検索、競合強め、収益化の中心)、②ミドルキーワード(月間1,000〜1万、競合中程度、検索意図が明確)、③ロングテールキーワード(月間100〜1,000、競合弱め、初心者でも上位表示しやすい、合算で大きなトラフィック源)、の3層を意識することです。初心者はまずロングテールキーワードから攻めて、サイト全体の評価が上がってきたらミドル〜ビッグへとステップアップする戦略が一般的です。記事数の目安は、ロングテール30〜50本、ミドル10〜20本、ビッグ3〜5本くらいです。

検索意図を満たすキーワード分析

キーワードを選んだら、その検索意図(インテント)を分析することが重要です。検索意図は4タイプに分類されます。①Informational(情報収集型):「〜とは」「〜方法」、②Navigational(指名型):「〇〇会社」「〇〇サイト」、③Transactional(購買型):「〇〇 購入」「〇〇 申込」、④Commercial(比較検討型):「〇〇 おすすめ」「〇〇 比較」「〇〇 ランキング」、です。実際にそのキーワードでGoogle検索して、上位10位の記事構成を分析することで、検索者が求めているコンテンツの形が見えてきます。検索結果1ページ目の記事を全て読んでから自分の記事を書くのが、上位表示への最短ルートです。

キーワードリサーチは、SEO初心者が最も時間を投資すべき分野です。私が取材で多くのWeb編集者・SEO担当者に話を聞いてきて、共通して言われるのが「ライターの最大の差はキーワード選定で出る」ということ。同じ業界・同じ記事力でも、対象キーワードを間違えれば検索流入はゼロのまま、適切に選べば月10万PVも夢ではありません。私のおすすめワークフローは、①ラッコキーワードでメインテーマの関連キーワードを一括取得、②キーワードプランナーで月間検索ボリュームを確認、③ボリューム100〜1,000のロングテールから30個ピックアップ、④それぞれを実際にGoogle検索して上位10位の構成を分析、⑤検索意図を満たし、かつ上位記事より価値ある情報を加えた記事を書く、の5ステップです。これを最初の3か月続ければ、サイトの軸が固まります。「とりあえず書く」より「リサーチしてから書く」のほうが、結果的に投稿数が少なくても流入が伸びるのがSEOの面白いところです。

— Belle Work 取材ライター / 菊池 ゆり

✍️ 執筆:菊池 ゆり / Belle Work 取材ライター|女性向けライフスタイル誌・キャリアメディア取材5年

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