チャトレ

ライバー

ライバーとは

ライバーとは、17LiveやPococha、TikTok LIVE、SHOWROOMといったライブ配信アプリ上でリアルタイム動画配信を行い、視聴者から「投げ銭」と呼ばれるギフトを受け取ることで収入を得る配信者のことを指します。もとは英語の「Live」に「〜する人」を表す「-er」を付けた和製英語で、動画投稿を主とするYouTuberに対し、ライバーはその場限りの生配信に特化している点が違いです。具体的な活動スタイルとしては、雑談配信で視聴者とコメントのやり取りを楽しんだり、歌やダンスといった特技を披露したり、ゲーム実況をしながらファンとの距離を縮めたりするなど幅が広く、配信者ごとの個性がそのまま人気に直結します。人気ライバーになると月間で数十万円、中には数百万円規模の収入を得るケースもあり、近年は副業や在宅ワークの新しい選択肢としても注目を集めています。

ライバーとチャトレの違い

ライバーとよく混同されやすい仕事に「チャトレ(ライブチャットレディ)」があります。①配信の公開範囲——ライバーは基本的に不特定多数に向けて配信し、視聴者は誰でも無料で入室できるのに対し、チャトレは主に個室(有料チャット)で1対1、または少人数の会員に向けて配信する点が異なります。②収益の仕組み——ライバーは視聴者からのギフト(投げ銭)が主な収入源ですが、チャトレは会員が支払う通話料・個室料が収入のベースになります。③登録先——ライバーは配信プラットフォームに直接登録するのが一般的ですが、チャトレはライブチャットサイトやチャトレ専門の代理店・事務所を通して活動するケースが多く見られます。とはいえ両者は親和性が高く、チャトレ経験者がライバーに転向したり、事務所によっては両方の案件を扱っていたりすることも珍しくありません。

ライバーの収入の仕組み

ライバーの収入は、視聴者が購入したポイントを使って贈る「ギフト(投げ銭)」を、配信プラットフォームが定めた換金レートで現金化する仕組みが基本です。①ギフト収益——数円相当の小さなギフトから数万円相当の高額ギフトまで種類が幅広く、配信の盛り上がりやファンとの関係性によって金額が変わります。②ランク・イベント報酬——多くのアプリでは月間ランキングや期間限定イベントが用意されており、上位に入ると追加のボーナス報酬が支払われる仕組みがあります。③事務所所属の歩合——事務所(プロダクション)に所属している場合、収益の一部が管理費として差し引かれる代わりに、配信ノウハウの指導や案件紹介といったサポートを受けられるのが一般的です。収入は配信頻度やファンとの関係構築の丁寧さで大きく差が出るため、安定して稼いでいるライバーほど日々のコミュニケーションを大切にしている傾向があります。

ライバーとして活動する際の注意点

ライバー活動を始める際は、いくつか押さえておきたい注意点があります。①個人情報の管理——配信中に自宅の様子や勤務先が特定できる情報が映り込まないよう、背景や会話内容には十分注意が必要です。②プラットフォームの規約遵守——過度な発言や不適切な言動はアカウント停止や収益没収につながる可能性があるため、各アプリの利用規約を事前に確認しておきましょう。③確定申告——ライバー活動で得た報酬は原則として所得にあたり、一定額を超えると確定申告が必要になります。会社員の副業として行う場合は勤務先の副業規定との兼ね合いも含めて、個別の状況は税理士など専門家に相談することをおすすめします。

代理店に長く関わっていると、「チャトレとライバー、どちらから始めればいいですか」という相談を本当によく受けます。両方の現場を見てきた立場から言うと、人前で話すことが好きで不特定多数との交流を楽しめる方はライバー向き、1対1でじっくり関係を築きたい方はチャトレ向きという印象があります。どちらが優れているというものではなく、自分の性格や生活スタイルに合った方を選ぶことが、長く楽しみながら続けるための一番の近道だと感じています。

— Belle Work 編集長 / 橘 美咲